ノーズライド、携帯向けポイント型懸賞サイト「ゼニパラ」にSNS機能を追加

http://www.venturenow.jp/news/2006/06/15/2216_011601.html

有限会社ノーズライド(本社:福岡県北九州市、代表:高井謙志)は、同社運営の携帯向けポイント型懸賞サイト「ゼニパラ」のリニューアルを行った。

 ゼニパラは同社が昨年7月1日より運営開始している、iモードおよびEZWebに対応した携帯向けのポイント型懸賞サイト。サイト内の広告をクリックするほか、クイズに参加/正解したり提携サイトでのショッピング/会員登録等のアクションによってポイントを蓄積する。

 今回のリニューアルでは一般的なポイントコンテンツに加え、サイト内で日記やグループ設定、メッセージ交換などのSNS機能を新たに追加。ユーザーには「マイルーム」ページを提供し、お気に入りの携帯サイト紹介から成果が発生するとポイント貯まるといった機能も用意される。なお現在のユーザー数は約7万人。

 これについて代表である高井氏は、「もともとゼニパラは、アフィリエイトの高い可能性を感じたことから開設したサービス。また、現在SNSはPC/モバイルを問わず注目が集まっているが、一方では収益につながり難いという話も聞いた。このことから、アフィリエイトSNSを組み合わせてみたら面白いのでは、と考えてリニューアルした」と話す。

 なおリニューアルは6月初旬に実施されている。当初SNS機能の中には「アバター」システムも含まれていたが、リニューアルを発表した当日に予想以上のアクセスが集中しサーバがダウンしている。

 高井氏は、「アバターSNS、そしてポイントシステムを組み合わせるというのは、携帯向けサイトではあまり例のなかったこと。またゼニパラではそれらが上手く融合されているためか、予想していたより市場の反応が大きく嬉しい反面、アバターシステムが動作しなくなってしまうという事態に陥った。そのため、リニューアルを発表したものの実際に多くの場でそれを公言することが控えられる状況で、ユーザーをはじめとする多くの人にご迷惑をおかけしてしまった」とコメント。

 「この数日の間、アバターシステムの回復を進めている中でも多くの反応があり、厳しい言葉を頂く一方で好意的なものも少なくなかった。特に当初搭載を迷っていた日記機能についてはこれもまた予想以上に良い反応があり、具体的にはサイトの滞在時間が延びるといった効果もみられた」と話している。

 また同氏は「具体的に決めているわけではないが、今後は大きな企業のDBと連携する仕組みなどWeb2.0的な取り組みも視野に入れて行きたい。またこのゼニパラの運営においてSNSを始めとする各種機能の運営ノウハウも蓄積できるため、それらを踏まえた展開も進めて行く予定だ」と話し、ゼニパラユーザー30万人獲得を目指すとした。

 なお気になる「アバターシステム」だが、そちらは今週末(6月16日頃)にも復活の予定だ。

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