甲府城天守閣絵図の情報提供、懸賞金300万円を1年延長

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060703c3b0304g03.html

昨年7月から甲府城天守閣の存在を裏付ける絵図や古文書などの資料を懸賞金300万円を掛けて探している甲府市の民間グループが、決定的な資料が見つからないことから、懸賞期間を1年間延長し、来年6月末まで再募集することを決めた。

 今後は情報の提供を待つばかりでなく、天守閣の復元などに詳しい専門家を招いた講演会やシンポジウムを開催し、天守閣復元への県民世論を喚起したい考えだ。

 甲府城天守閣は発掘調査の結果、存在したことはほぼ間違いないが、形状や構造を裏付ける資料がなく、復元を巡って論争が続いている。

 復元を目指す甲府市の民間グループ「甲府城の調査研究を支援する会」(河澄修代表)は昨年7月、天守閣の形態を確定または信ぴょう性の高い形で推定することのできる資料(天守閣の姿を描き留めた絵図や図面、風景画、古文書など)の所有と存在に関する情報を総額300万円の賞金を掛けて1年間、全国募集する異例の活動を始めた。

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